官民連携による

災害関連死を起こさない地域づくり事業
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研修会・防災カフェ

避難生活での関連死を防ぐための研修会や、市民が気軽に交流し成果を共有する防災カフェを開催します。開催日程やプログラムの詳細をこちらでご案内します。

1. 事業の背景と目的:なぜいま「地域の力」が必要なのか

本事業は、行政と民間が手を取り合い、避難所での人権・多様性・命を守る視点を強化することで、「災害関連死ゼロ」を実現するための生き抜くための工夫です。

私たちが目指す3つの活動目的

  • 「日常の顔が見える関係」を命綱にする: 普段からのつながりを、いざという時に迷わず助け合える「確かな絆」へと育てます。
  • 自分たちの避難所は自分たちでつくる: 行政任せにするのではなく、地域住民が主体的に運営に加わり、誰もが安心して過ごせるコミュニティを目指します。
  • 「助け」と「困りごと」を正しくつなぐ: 住民、行政、専門職、NPOなどがスムーズに協力できるよう、平時から支援の交通整理(コーディネーション)機能を整えます。

災害関連死を防ぐ最大の鍵は、「日頃からのつながり」にあります。形式的な訓練を超え、一人ひとりが主役となって「命を守るネットワーク」を築くことが、この事業の使命です。

2. 【9月開催】研修会:支援の輪を広げるコーディネーション

9月に開催する研修会では、避難所を運営する側と外部から支援に入る側が、互いの役割を理解し、手を取り合うためのスキルを学びます。

特に重視するのが、外部の善意を混乱なく被災者の安心に変えるための準備=「受援力(じゅえんりょく)」の向上です。また、被災者が本当に困っていることと支援の手を、パズルのように正しく組み合わせる役割である「コーディネーション」の重要性についても深掘りします。

講師紹介 浦野 愛(うらの あい)氏

(認定NPO法人レスキューストックヤード 常務理事)

能登半島地震において、穴水町社会福祉協議会と密接に連携し、被災者支援の最前線でコーディネーターとして活躍。膨大なニーズをいかに整理し、適切な支援につなげたか、そのリアルな知見を共有いただきます。

研修内容のポイント

項目名 内容
基調講演のテーマ 「災害から生き残る、命をつなぐ」
研修の内容 「防災は人づくり」「人権、多様性、命を守る視点が欠かせない」。吉武さんが長年大切にしてきたことの講座を軸に、豊富な現場経験を交えたお話を伺います。
主な対象者 自主防災組織、社会福祉協議会、町内会、行政職員、支援団体、市民
参加で得られるメリット
災害現場の第一線で活躍する講師から、生活環境を迅速に改善するための実践的スキルを学べます。災害を「自分事」として捉え、助かった命を次につなぐために、私たち一人ひとりができることを学ぶ研修です。

3. 【9月開催】防災カフェ:活動の成果を地域へ還元

2026年9月18日(金)、リンクステーションにて開催する「防災カフェ」は、実証訓練などで得られた知見を市民の皆さまと共有する場です。「カフェ」のようなリラックスした雰囲気の中で、自分たちの地域の未来について語り合います。

日時
2026年9月18日(金)
会場
リンクステーション

親しみやすいトーンで学ぶ地域の防災

  • 実証訓練の成果報告: 市内3地区(中部、佃、油川)でのリアルな訓練から見えてきた、私たちの地域の「強み」と「課題」を報告します。
  • コーディネーションの必要性を知る: 地域全体で被災者を支えるための「交通整理」の仕組みを、分かりやすく解説します。
  • ハンドブックの活用周知: 現場の声を反映して作成した「災害関連死をふせぐ避難所運営ハンドブック」の使い方を紹介し、各地域での活用を促します。

4. 特別コンテンツ:3つの柱が連動して「命」を守る

本事業は、「実証訓練」「ハンドブック作成」「研修会・防災カフェ」という3つの柱が、歯車のように噛み合うことで相乗効果を生み出します。

生き抜くための工夫:市内3地区での実証訓練

単なる訓練ではなく、その地域の「切実な課題」に即した検証を行っています。

  • 中部地区(カクヒログループスーパーアリーナ - 7/25〜26): 市の総合防災訓練と連携し、100名規模で実施。段ボールベッドの設営や、自衛隊による「カレー飯」の炊き出し、夜間を過ごす「お泊まりキャンプ」的要素を取り入れ、避難生活のリアルを体感します。
  • 佃地区(佃中学校 - 11/14): 医療的ケア児など、災害時に特におきざりにされやすい「小さな命」への配慮に焦点を当てた訓練も同時開催します。
  • 油川地区(北高校 - 11/21): 油川地区は小中学校が津波の浸水区域にあるため、高台の高校活用は地域の「生き抜くための工夫」そのものです。中長期化が予想される避難生活への備えも含め、この切実な危機感を共有し、避難ルートを検証します。

成果を可視化する「避難所運営ハンドブック」

実証訓練で得られた「人権・多様性・命を守る視点」をすべて詰め込み、自主防災組織が自分たちだけで(自走して)訓練を継続できるようなツールとして作成します。

よくある質問

はい。自主防災組織や自治体の担当職員の方だけでなく、防災に関心のある市民の方、避難所生活の環境改善(ジェンダー配慮や医療的ケアが必要な方への支援)に興味をお持ちの地域住民の方ならどなたでもご参加いただけます。

本事業は助成金により運営されているため、研修会・防災カフェともに参加費は無料です。

9月に開催予定の研修会については、会場開催に加えて、オンライン(Zoom等)でのライブ配信を予定しています。遠方の方や外出が難しい方もぜひオンライン申込をご検討ください。9月18日(金)の防災カフェ(リンクステーション)は対面での意見交換を重視するため、現地開催を予定しています。

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