避難所運営ハンドブック
※現在制作中のためダウンロードできません。
ハンドブックの目的と特徴
避難所での関連死は、食事・衛生・睡眠・プライバシーの悪化といった複合的な環境要因によって引き起こされます。このハンドブックは、地域の力でそれらを改善し、人権を守るための実践マニュアルです。
① 人権・多様性の尊重
乳幼児連れや妊産婦、女性、高齢者、障害のある方、医療的ケア児など、配慮を必要とする人たちが取り残されない避難所スペースの設計と運営方法を解説します。
② 避難生活環境の改善
簡易ベッドの導入や衛生環境の維持、プライバシーを守る間仕切りの配置、あたたかい食事の提供計画など、健康二次被害(災害関連死)を防ぐ環境整備を解説します。
③ 自走できる訓練マニュアル
専門家がいなくても、地域の自主防災組織や町内会だけで避難所開設から運営実証までをステップバイステップで進められる訓練手順書を添付しています。
ハンドブックの構成(章立て)
ハンドブックの章立てイメージです。完成後は各章ごとに個別のPDFダウンロードも提供する予定です。
第1章:なぜ今「関連死を防ぐ避難所」か
避難生活が健康に与える影響や、二次被害防止に向けた地域コミットメントの重要性を解説。
第2章:誰ひとり取り残さない運営体制
ジェンダー平等の視点を取り入れた本部組織のつくり方、役割分担、多機関との情報連携ルール。
第3章:環境設計とプライバシー
避難スペースのゾーニング(女性専用室、更衣室、要配慮者室)、段ボールベッドや間仕切りの配置例。
第4章:医療的ケア・要配慮者への対応
医療的ケア児や障害者、妊産婦、外国人等に必要な支援物資や、受け入れから巡回体制の構築。
第5章:自主的な訓練のススメ
地域で「避難所実証訓練」を実施するためのワークシート、チェックリスト、事前シミュレーション手法。
地域や自主防災組織での活用のしかた
ハンドブックを手に入れたら、以下のような流れで地域活動に活用することをお勧めします。
まずは役員やリーダーで読み合わせ
自主防災組織や町内会役員会にて、ハンドブックを印刷して共有します。「誰がどんな配慮を必要とするか」などの共通認識をつくります。
第5章を参考に小規模なワークショップを開催
地域の集会所等で、ハンドブック内のチェックリストを使って「避難所のレイアウト計画」などの図上訓練(HUG等)を行います。
学校等の体育館で実際に開設実証訓練
実際に避難所となる学校やアリーナにて、行政や学校と連携して実証訓練を行います。ハンドブックの手順に従い、実際に段ボールベッド等の組み立てやゾーニングを試します。